愛臨技のご案内

会長挨拶

一般社団法人 愛媛県臨床検査技師会

会長 高村 好実

 

皆様、一般社団法人愛媛県臨床検査技師会を代表してご挨拶を申し上げます。

当会は、国民や県民の健康維持と幸せな生活のために、臨床検査を通して皆様に貢献したいという思いを持って、県内830名の会員が、日々の業務や当会事業に取り組んでいます。

その会員の多くは、県内の病院や検診センターなどに勤務し、病院で診察を受けられる方が診断において必要とされる、血液の検査や生体の検査を、専門の知識を持って行っています。その結果をもとに、医師は皆さまを診断し治療をしていくことになります。そのためにも、私たち臨床検査技師の出す検査データは、“精度の高い正確なもの”でなければなりません。私たちは責任を持って、この「検査の品質」というテーマで、日夜仕事に取り組んでいます。

愛媛県臨床検査技師会は、「学術活動と渉外活動」という二つの柱で事業を行っています。学術活動は、正確な検査データを提供するために、会員への教育とスキルアップ研修、自己研鑽のための学会活動、多職種と連携した学術研修です。そしてもう一つの大きな柱は一般の皆様に向けた渉外活動で、検査と健康展での検査紹介や検査実施、キッズジョブでの子供たちへの検査の実演紹介、お仕事フェスタでの検査技師業務紹介、そして一般の皆様に向けた市民公開講座の開催です。これにより社会への公益事業としての参画をしています。

私たちは臨床検査技師という一つの職域ですが、働く場所は病院や検診センター、診療所や検査センター、愛媛県行政や大学教育現場などと様々です。しかし、その業務の目的は診断に必要な検査の提供やコロナウィルス対応の検査、感染防止や医療安全の対策、救急医療から在宅医療、そして、災害時の予防医療から臨床検査技師の学生育成まで、広い分野ながらも全員が力を合わせて、同じ目的と思いを持って取り組んでいます。それに加えて、私たちの周りの医師を始めとする協業の多職種の皆様、当会を応援し賛助いただいている企業の皆様、愛媛県や地域の行政の皆様方のご協力を得て、更に愛媛県の臨床検査事業を充実させられれば、『すべての皆様の健康に臨床検査で役に立つ』ということに繋がっていくものと考えています。

これからも、臨床検査技師の業務および当会活動へのご理解とともに、当会開催の健康のための楽しいイベントへのご参加をお願い申し上げますとともに、皆様の日々のご健康を心よりお祈り申し上げます。

 

2022年8月

会 長
高村 好実

 

〔職歴・資格〕

□ 臨床検査技師(日本医療専門学校)

□ MBA(多摩大学院)

□ 認知症予防専門指導士(日本認知症予防学会)

□ 多摩大学医療介護ソリューション研究所フェロー

   

 

〔現職・公職〕

□ 一般社団法人 日本予防医療推進機構 代表理事

□ 一般社団法人 愛媛県臨床検査技師会 代表理事

□ 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 理事

□ 一般社団法人 日本認知症予防学会 理事

□ 公立大学法人 愛媛県立医療技術大学経営審議委員

□ 手をつなぐ南予プロジェクト 代表

 

 

愛臨技の沿革

(一社)愛媛県臨床検査技師会(以下、愛臨技)はその前身として戦後の復興期の昭和28年9月に約90名の同士が参集し愛媛県衛生検査技術者会として発足した。その翌年からは日本衛生検査協会の愛媛県支部としての役割も担うようになり、会員相互の親睦および検査技術の研鑽に励む一方、身分保障の確立を訴える運動を繰り広げ、昭和33年に「衛生検査技師法」の成立と共に名称を「愛媛県衛生検査技師会」に変更、さらに昭和45年には「臨床検査技師・衛生検査技師などに関する法律」が発せられるにあたり「愛媛県臨床衛生検査技師会」として活動を続け、会員の悲願であった法人格の取得は平成3年11月に行われた。

そして平成6年には第43回日本臨床衛生検査学会を松山市で催し、学会参加人数5,880名という大事業を成し遂げた。また平成13年には法人化10周年事業として「臨床検査・21世紀の展望」と題し臨床検査の第一線で活躍されている方々に、今後の臨床検査の将来を警鐘とともに夢を持って広げていく指針となる記念誌を発刊した。平成19年(2007年)度より名称を「(社)愛媛県臨床検査技師会」と改称、平成25年には「一般社団法人(一社)愛媛県臨床検査技師会」として新たなスタートを切った。記念行事としては、令和4年(2022年)に法人化30周年記念式典を開催、翌令和5年(2023年)9月には創立70周年の節目となる記念式典の開催と併せて創立70周年記念誌を発刊予定である。年々会員数は増加し、現在(2023年)には800名を超える団体に成長している。

学術事業においては、毎年開催される愛媛県臨床検査学会をはじめ各研修会・精度管理事業に加え、平成17年、平成26年、令和5年には中四国支部医学検査学会を愛媛県で開催するなど会員が一丸となって事業に取り組んできた。また、災害支援活動として平成30年7月の西日本豪雨で被災した西予市野村町の方々に対して、西予市・協力団体と連携しDVT検診を行った。渉外事業では、検査と健康展、キッズジョブ、お仕事フェスタなど一般市民への啓蒙活動や個々のスキル向上のため継続的にスキルアップセミナーの開講にも積極的に折り組んでいる。

最近では令和4年8月に愛媛県立医療技術大学との包括連携協定を締結し、資源や研究成果を効率的に活用し良質な医療人を育成、教育現場との相互交流を推進し地域医療への貢献と発展に寄与するなど活動の場を広げている。

 

会員構成

2022
(令和4年度)
2023 (令和5年度)
年度末
会員数
会員数
会員数内訳
継続
入会
827
843
807 36
2023/07/04現在

定款・諸規定

 

組織図

 

 

 

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