会員の皆様におかれましては、日々の業務に加え技師会活動にも積極的に取り組んで頂いておりますこと、心より厚く感謝申し上げます。
 さて、平成29年度・30年度の事業を開始するにあたり、ご挨拶を申し上げます。


 ご承知の通り、法人とは私たちは同じ目的を持つ人の集合体です。そのため、この組織を構成する会員に対しましては「臨床検査の意義を追求するための事業計画を立て実践すること」、そして一般社会の方に対しましては「社会の一般の方々に社会貢献になる事業を行うこと」が主な目的となります。

今まで愛媛県臨床検査技師会はこれらの事業について積極的に取り組んできました。そのようななか平成27年・28年度は、人材教育の面を重視して事業を行いました。新人研修や次世代リーダー、管理者セミナーなどです。その評価は参加者から非常に良いと受け止めて頂きました。また、公益事業では、日臨技の認知症モデル事業を受け、愛媛県における認知症対策を知ると同時に県や市など行政への参画などを通して、臨床検査技師の捉えられ方や今後の在り方を知ることができ、その一つは日臨技を通して組織的な報告もできました。

今後の日本の医療は、病院完結型から地域医療完結型に向けて舵をきっており、今後地域包括ケアにおける在宅・介護を中心とした社会保障が大きな課題となります。また、それとともに、ゲノム医療が法的に規制され、厳しい精度のなかで臨床検査が求められる時代になりました。各学会に参加した際、本来の臨床データーや検査技術の先進性や意義を追求し、学問的研鑽を積んでいる臨床検査技師がいかに治療や医療、しいては人の命を支えているかということを思い直します。

愛媛県も高齢化が進み、2025年以降は県民人口の減少とともに病院患者も減っていきます。愛臨技執行部では、その社会構造の変化の中で臨床検査技師に求められるものも見据えつつ、先輩が作ってこられた組織の在り方を維持、継続し、発展させていくことを目標とします。平成29年・30年は昨期の事業の検証と集約を兼ねて、新たな1年プラン、2年プランとして進めてまいります。会員の皆様も積極的に愛臨技を活用して頂き、ご自身の能力向上や社会的貢献にともに頑張りましょう。

平成29年7月吉日

 
 
〔会長現役職〕
【氏 名】 高 村 好 実
【勤務先】 市立宇和島病院 臨床検査科 副技師長
【役 職】 〔技師会〕 ■ 一般社団法人 愛媛県臨床検査技師会 会長
■ 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
             ◇ 支部幹事
             ◇ 認知症認定検査技師WG委員
             ◇ 医療政策WG委員
             ◇ メディカルスタッフ業務推進WG委員
             ◇ 認知症WG委員
             ◇ e-ラーニングWG委員
〔その他〕 ■ 日本認知症予防学会 理事
■ 公立大学法人愛媛県立医療技術大学経営審議会 委員
■ 愛媛県医療推進協議会 理事
■ 愛媛県糖尿病対策推進会議 幹事
■ 宇和島市認知症施策推進部会 委員
■ CT・MR研究会えひめ 世話人
■ 勇美財団「2017年度在宅医療推進ための会」(オブザーバー)